技術書典7に Kubernetes Operator の本を出版します

技術書典7に「レガシー運用は自動化出来ないと思った?〜ろくでなしレガシーとK8s Operator〜」という題で Kubernetes Operator の本を出版します.

 

目次は以下のようになっています.

 

本書で語られることはズバリ、
ろくでもないレガシーアプリを Kubernetes Operartor で運用するという夢物語です.
以下、前書きを抜粋します.

本書では一つのチャレンジを行なっている。

そのチャレンジとは「レベルをあげて物理で殴る」行為がどこまで通用するのか?その限界を知ることである。

それはレガシーアプリケーションに一切手を入れることなく「リフト」のみでK8sの特性を最大限に生かすことであり、「Kubernetes Operator」を活用することでレガシーアプリケーションをクラウドネイティブに変容させるという試みである。

 

Operator というと OperatorHub に代表されるように、OSS コミュニティや製品ベンダーが作り込んで開発者に提供するものと認識されている方もいるかと思います.

実際、OperatorHub には多種多様な Operator が公開されています.

しかしながら、本誌でお伝えしたいのは Operator をただ使うだけではもったいない.作る側にもなってみませんか?自分たちが開発・運用しているシステムに Operator を適用してみませんか?
ということです.

本誌では Operator 実現性を検証するために、もっとも不向きであろうレガシーアプリケーションに Operator を適用してみました.これが上手くいけば、洗練されたシステムには十分適用できるだろう、そんな期待も込めています.

実際に上手くいったかどうかは本誌で確認してみてください(笑)

 

そしてもう一つ、本誌では Operator を出来るだけシンプルに説明することを試ています.
私自身が最初に Operator を学んだのは以下の Red Hat のハンズオンだったのですが、全体像を掴むのに苦労しました.


(このハンズオン自体はとてもオススメです!)

本誌では、私が欲しかったのはこんな図なんだ!そういったものをいくつか表現できたと思います.

 

もし興味を持っていただけた方がいましたら お07C までぜひいらしてください.

当日は OpenShiftマスターとお待ちしております.

 

以上です.