SoapUI で環境変数を用いる

前回、SoapUI をご紹介しました.

今回は SoapUI の環境変数の指定方法を試してみます.

公式ドキュメントはこの辺になります.

GUI から用いる

プロジェクト単位の環境変数を設定します.

以下の3つの環境変数を設定しました.

  • app_host: localhost
  • app_port: 8080
  • cem_host: localhost

REST リクエストでは以下のように設定した値を利用します.

http://${#Project#app_hostname}:${#Project#app_port}

 

REST モックサービスでは以下のように設定した値を利用します.

ポートは数字しか指定できないのか、環境変数は使えませんでした(後述するコマンドラインでは指定可能です)

 

コマンドライン から用いる

テストケースの実行方法です.
以下のコマンドで実行します.

$ export PATH=/Applications/SoapUI-5.5.0.app/Contents/java/app/bin:$PATH
$ testrunner.sh -Papp_hostname=localhost -Papp_port=8080 -s"TestSuite 1" "/Users/Daiki/Desktop/Prototype-Project-soapui-project.xml"
  • -P: 環境変数を指定します
  • -s: 実行したテストスイートを指定します

モックサービスの実行方法です.
以下のコマンドで実行します.

$ export PATH=/Applications/SoapUI-5.5.0.app/Contents/java/app/bin:$PATH
mockservicerunner.sh -p 8081 -Pcem_hostname=localhost -m "CEM" "/Users/Daiki/Desktop/Prototype-Project-soapui-project.xml"
  • -p: 実行するモックのポートを指定します
  • -P: 環境変数を指定します
  • -m: 実行するモック名を指定します

 

以上です.