俺的 IBM Cloud ライト・アカウント推しポイント
※本記事は私自身の見解であり、IBMの立場、戦略、意見を代表するものではありません.
先日、JJUG CCC 2018 Spring で IBM ブースにお越しいただいた方々からライト・アカウントについていくつかご質問をいただきました.
それらにお答えしつつ、ライト・アカウントの推しポイントをご紹介したいと思います.
ライト・アカウントのご登録はこちらからどうぞ.
ライト・アカウントって本当に無料なの?
はい、完全無料です.
クレジットカードが登録不要なのでそもそも請求先がありません.
無料枠を超えると課金される仕組みを想像される方がいらっしゃると思いますが、そのようなこともありません.ライト・アカウントでは Runtime のメモリ量や DB の容量、API のリクエスト数などが制限されます.
この特性上、金銭的心配がないのでお子様や学生さんにもオススメしたいです.
何が使えるの?
一般的に必要なものは大体使えます.
- コンテナ
- Runtime
- RDB
- NoSQL DB
- ファイルストレージ
- CI/CDツール
- Watson API
ここで特に推したいところが Runtime が使える という点です.
こちらは Liberty for Java の Runtime になります.
最大256MBのメモリが使用できるので、以下のような使い方ができます.
- 1つのアプリを 256MB, 1インスタンスで稼働
- 1つのアプリを 128MB, 2インスタンスで稼働
- 2つのアプリをそれぞれ128MB, 1インスタンスで稼働
WebSphere Liberty Buildpack を使えば Java EE のアプリもデプロイできます.
逆に使えないものとしては、EC2 のような VM はライト・アカウントでは使えません.
期間の制限はないの?
アカウントに期間の制限はありません.
期限が来たら自動的に課金アカウントに切り替えられるというようなことはありませんのでご安心ください.
代わりに以下の制限があります.
- 開発についての活動が行われない状態が 10 日間続くと、アプリはスリープ状態になります
- アプリケーションの活動が行われない状態が 30 日間続くと、ライト・プランでのサービス・インスタンスは削除されます
つまり10日1回デプロイしていればいいわけですね(笑)
お助け情報
最後に IBM Cloud を使う上で役立つサイトをご紹介します.
ライト・アカウント登録(再掲)
アカウント登録方法
IBM Cloud の基礎
IBM Code
こちら GitHub にソースが公開されているのですが、Deploy Spring Boot microservices on Kubernetes などもあり、読み応えがあるサンプルとなっています.
以上です.
Enjoy IBM Cloud!!!